主にアメリカの高校の教科書と、イギリスのGCSEの教科書から、生物の必須用語1500以上を選定し、和訳と日本語の解説をアルファベット順に掲載しました。日本とアメリカ、イギリスでは生物の履修内容に大きなズレがあります。本書には、日本では「保健」で学習する分野や、また医学関係の言葉も登場しますが、生態系の図解や細胞組織のイラストなど、豊富な図版を収録し、ビジュアルとともにより理解を深めることができるようになっています。本書は現地の英語での授業に慣れ、外国人のためのESLクラスでなく、普通の生物のクラスで授業を受けるためのよき参考書となることでしょう。
また国際バカロレアのhigher levelや英国のGCE-Aレベルなどの生物のクラスに入って学習しても十分成果があげられるように編纂されているので、高校生レベルの学習から、学部・大学院留学対策にまで幅広く活用できます。
*本書はアルクより1994年に刊行された『英和生物学習基本用語辞典』の新装版です。
●レベル:英語全レベル
【用語監修】藤澤皖プロフィール
外務省大臣官房人事課子女教育相談室長。国際基督教大学高等学校教頭、財団法人東京都私学財団理事、海外子女教育専門相談員連絡協議会会長、などを歴任。