「放射線生物学」の改訂2版は2011年11月に発行し、好評を博してきましたが、この間、ICRP勧告をはじめ、さまざまな基準が改正、変更されたため、全体を通して内容を見直しました。
教科書としての基本的な枠組みは改訂2版を踏襲しつつも、最新の知見に基づいて内容を構成しています。また、改訂2版よりもさらに内容を充実させ、最近の国家試験の傾向も踏まえた、今まで以上に使いやすい教科書としてまとめてあります。
このような方におすすめ
○診療放射線技師養成校の大学・短大・専門学校生
○診療放射線技師
主要目次
第1章 放射線生物学の基礎
第2章 放射線生物作用の初期過程
第3章 放射線生物学で用いる単位と用語
第4章 放射線による細胞死とがん治療
第5章 突然変異と染色体異常
第6章 放射線の組織影響
第7章 個体レベルでの放射線の影響
第8章 放射線による発がんと遺伝的影響
第9章 放射線障害の防護
第10章 環境と放射線
付 録 放射線生物学基本用語集
演習問題解答
参考文献
索 引
江島洋介(えじま ようすけ)
1975年 東京大学理学部生物学科卒業
1981年 理学博士(東京大学)
現 在 県立広島大学名誉教授
木村 博(きむら ひろし)
1975年 東京大学理学部生物学科卒業、理学博士(東京大学)
現 在 滋賀医科大学名誉教授