医療の現場で患者の受療行動が大きく変わっている。
COVID-19によって薬局業界にもたらされるパラダイムシフト(CIPPS)が現実となった。
薬局も薬剤師も大きく変容していかなければ、
アフター・コロナの時代には必要とされなくなるだろう。
著者独自の「薬局ビジネス51年周期説」から、
今の薬局ビジネスモデルがどの位置にあるのか、
これからどういうビジネスモデルが求められるかの道筋が見えてくる。
著者は、医師であり薬局経営者、また一般社団法人「日本在宅薬学会」の理事長でもある。今までのいわゆる「病院門前薬局」は、時代の役割を終えており、薬局・薬剤師は新たなビジネスモデルを構築し、変革しなければならないと訴える。本書では、その道筋を具体的に示した。業界人必読の啓蒙書である。