「放射線システム情報学」の初版は2010年3月に発行し、初版発行から10年以上が経過しています。本分野の進展の早さを考慮し、全体を通して見直しました。
改訂2版の基本的な編集方針としては、教科書としての基本的な枠組みは初版を踏襲しますが、今までに以上に使いやすい教科書を目指して、目次構成を一部変更しています。
初版の中で不足している箇所を補完し、最近の国家試験の傾向を踏まえて、今まで以上に使いやすい教科書になっています。
このような方におすすめ
○診療放射線技師養成校の大学・短大・専門学校生
○診療放射線技師
主要目次
第1章 放射線技術領域における医療情報とは―医療分野のIT化で目指すもの―
第2章 ハードウェア・ソフトウェアの役割
第3章 ネットワークの復習
第4章 病院情報システム
第5章 PACS
第6章 標準と標準規格
第7章 セキュリティ
第8章 マネージメント
第9章 機械学習
演習問題解答・解説
参考文献
索引
奥田保男(おくだ やすお)
1982 年 名古屋大学医学部附属 診療放射線技師学校 卒業
現 在
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 情報基盤部 部長
放射線医学研究所 放射線規制科学研究部
日本放射線技術学会 副代表理事
日本医用画像情報専門技師 共同認定育成機構 理事
医療情報標準化推進協議会 理事
日本IHE 協会 理事
小笠原克彦(おがさわら かつひこ)
1988年 北海道大学 医療技術短期大学部 診療放射線技術学科 卒業
2001年 北海道大学大学院 医学研究科 博士課程 修了、博士(医学)
2007年 経営管理修士(専門職)
現 在 北海道大学大学院 教授、日本医療情報学会 理事、他